2016年1月11日月曜日

内窓キット:断熱効果

内窓キットは光熱費削減にも効果がありそうです。

元のアルミサッシ+単板ガラスに比べて、内窓キットのフレームは塩ビ、窓はポリカーボネートなので「伝導」による熱のロスが少ないです。ポリカーボネートは中空なので内部の空気による断熱も期待できます。

そして、室内の空気が元の窓に直接触れることがなくなるため「対流」による熱のロスが減ります。

「放射」の熱については、残念ながら改善されないのですが、こちらは元からあったブラインドがなんとかしてくれるでしょう。

さて、肝心の効果ですが、サーモグラフで比較です。この画像は、内窓を設置してない窓を外から撮影したもの。ガラスの表面温度が6.5度です。

内窓なし。外からの撮影。


一方、内窓を設置した場所はこちらの画像です:

内窓あり、外からの撮影


表面温度は1.8度。つまり、熱が部屋の中から外に漏れにくくなっています。

なお、内窓が無くても、雨戸を引くことで熱漏れは減ります:

内窓なし、雨戸あり(左側)


一番右側は雨戸がありません。その左は雨戸があります。
雨戸も完璧ではなく、雨戸の隙間から熱が漏れているのがわかります。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿